用語集 †
システム関係 †
- OFE
- OVER FASCINATE ENEMYの略
通常夢魔とは違う黒いシンボルでマップに存在する。
周辺に出現する通常の夢魔よりもレベルが明らかに高く、またEP,VPともに強化されているようだ。
中にはOFEでしか遭遇できない夢魔も存在する。
※OFEのほとんどが既存種の色違いなため、色違い夢魔=OFEと誤解されやすいが、
通常夢魔のレア編成で出現する色違いウィッチ、OFEと共に出現するが通常種のスレイヴといった例外も一応存在するため注意。
元ネタは世界樹の迷宮シリーズより、フィールド上で避けるべき強敵を示すF.O.E。
- ユニーク夢魔
- ストーリーやゲームの進行に大きく関わることが多い「名有り」の夢魔。
通常の夢魔とは一線を画す戦闘力や状態異常耐性、挿入グラフィックを持つ。
契約時に得られる夢の魔力も桁違いに大きく、ゲームクリアには複数のユニーク夢魔との契約がほぼ必須となる。
- ポート
- 夢世界の何処かに全部で24個存在するといわれる、クリスタルのような外見の施設。
調べることでパーティ全員のEP,VPが全回復する他、一度到達したポート間をポートステーション経由でテレポートすることも可能。
ストーリーに関わる重大な情報も記されており、まさに拠点の名にふさわしい性能を持つ。
BestEnd到達にはすべてのポートの開放が必須となる。
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| | ネタバレを含む詳細
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正式名称『夢世界長期活動端末』夢魔たちが跋扈する夢世界において、文字通り長期にわたる活動をするためには必須の装置。
これを自身の夢の拠点・ホームに設置する事で起床を抑制し、これは夢だと『認識できる』(=明晰)状態にまで意識をはっきりさせるための物。
師であるラーミルが目を覚まさない理由であり、ロウラットが最後まで夢世界を探索できたのはこれの為。
なおポートの設置には相応の魔力が必要であり、師の力の強さがうかがえる。
あれロウラット君強いの?という疑問が浮かぶが、互いの了承があった場合、他の者にも同様の効果与えられるというポートの機能を利用している。
(制御が不安定なため、本来は封印されているが、エラーによる偶発的な事故か、『シルフェ』による介入かは不明)
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- 明晰の泉
- 夢世界の何処かに全部で9個存在するといわれる、噴水のような外見の施設。
調べることで契約可能な夢魔の上限が5上昇する(一つの泉につき一回まで)。
獲得可能な夢の魔力が上昇するのとほぼ同義なため、積極的に探してみるといいだろう。
BestEnd到達にはすべての泉の開放および再調査が必須となる。
- SS
- Sensual Strokeの略。いわゆるクリティカルヒット。
与える快感と追撃発生率が通常より大きくなる。
攻撃側の器用さが高く、防御側の素早さが低いほど発生しやすい。
弱点への攻撃や、「チェック」を使用することによっても発生率を上げられる。
状態異常を与える攻撃は追撃によって再度付与判定が行われるため積極的に狙いたい。
- EP(Endurance Point)
- 快感を受ける毎に下がるパラメータ。
0になると絶頂する。
- VP(Vitality Point)
- 生命力。スキルを使用するためのコストでもある。
絶頂すると大幅に下がり、0になると失神(戦闘不能)する。
- 魅力
- 高いほど与える快感が増える。
実質的な攻撃力。
誘惑をする時にも影響する。
- 忍耐力
- 高いほど受ける快感を減らすことができる。
実質的な防御力。
誘惑を振り切る時にも影響する。
- 精力
- 高いほどインサートスキルで与える快感が増える。
強引な行動をする時にも影響する。
- 器用さ
- 高いほど前戯系のスキルで与える快感が増える。
Sensual Stroke率(クリティカル)にも影響する。
- 素早さ
- 高いほどターンの始めの方に行動できる。
強引な行動から振り切る時にも影響する。
- 精神力
- 高いほど、魔法の効果が強力になる。
誘惑を振り切る時にも影響する。
- 好感度
- ロウラットへの好感度。
好感度がある程度まで高いとロウラットへの接し方が変わる。
- 夢の魔力
- 夢魔の持つ特殊な魔力。
夢の魔力の合計値が高いほど探索できる場所が増える。
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| | ネタバレを含む詳細
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夢の魔力に対し、現実の人間などが持つ魔力もあり、作中では「現の魔力」と仮に名づけられている。
滞在機が無差別に「現」を侵食するのもこの現の魔力を利用してのもの。
【金色の夢魔】は教会の信者=現の人間と契約を交わすことによって膨大な現の魔力を手に入れ、いわゆる「現干渉」を引き起こしているようだ。
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- 契約の珠
- ロウラットとの関係によって増えていく珠。
特定の場所で消費することでボーナスを受けられる。
- 空腹率
- ダンジョン中で一定歩数(20歩)歩いた時に下がる満腹度の減少量。
- 吸精量
- この夢魔に精を献上する場合に必要なロウラットのVP量。
- 失神
- 戦闘不能
ロウラットがなるとほとんどの場合ゲームオーバーになる。
仲間の場合は戦闘に参加できず、経験値も入らなくなるため、
失神しそうな場合はなるべく控えの仲間と入れ替えるようにしたい。
- ルーン
- 消費型装備品。再利用不可。効果は能力上昇や状態異常耐性の付与、スキルの習得など幅広い。
刻印しても破棄や上書きをすることで簡単に消せる。
いくつかの物は入手個数が限定されているのでよく考えて使おう。
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| | ネタバレを含む詳細
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現行タイプは簡単に破棄、上書きができることから恐らくはシール型だと思われる。(タトゥーシールをイメージすればわかりやすい)
旧世代の物は文字通りの刻印型で破棄をするのにも一苦労な『使いづらい』代物である。
イベントで『シルフェ』から入手する『忘却の古印』がそれにあたるもので、
同一のものを『ロウラット』も過去の記憶を封印するために使われている可能性が高い。
余談だが、BESTENDを目指すために刻印されたルーンを破棄する必要があるが、このルーン作ったやつバカなんじゃねえのもう少し上手く作れなかったのかと言いたくなる。
というのも、破棄するために必要な『古印破棄の執行書』を手に入れるための手順も手間だが、それを使用するにあたって、
「二十四の連結を施した魔法陣の中央に立ちてこの書を開き、
百の精神力を持つ他の三者による千の生命力を捧げよ。」
…つまり、しかるべき魔法陣を描き、100という高い精神力とVP1000という膨大な生命力を持つ者が3人必要。代償でかすぎ
キャラクター比較を見ると分かるが、精神力100と言うのは悪魔や魔法使いなど精神方面に長けたものでないとレベル50ではとうてい到達できず、VP1000にいたってはレベル50でも今作登場の夢魔の半分は到達できない数値。
その両方を兼ね備えるというのは修行した最上級夢魔クラスであり、常人がこれを3人集めるという困難は推して知るべし。
魔法陣も魔法陣で、今回はたまたま用意できたものの一から用意するとなればやはり困難が予想される。
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地域・マップ †
- ホーム
- 長くお世話になる夢世界での自分の『拠点』。
シナリオを進めるほど充実するショップや拾った素材を交換してくれる男性、Lps.を払えば情報を提供する男悪魔(?)などの基本的な「町」機能が整っている。
その他契約した自分の嫁夢魔とイチャイチャできるベッドも利用可能。こんやもおたのしみですね
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| | ネタバレ
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夢世界を探索するための『拠点』ではあるが、シナリオ的には『安全地帯』としての意味合いが強い。
というのも、ホームに「夢世界長期活動端末(=ポート)」を登録せずに迷い込んでしまった場合、まともな活動もできずにそのまま堕ちる危険性があるため。
ロウラットがホームにたどり着けたのは冒頭に(恐らく)エラーを起こし二重登録したラーミルのポートの存在と、語り部をしていた『シルフェ』が面白半分に手助けをしていたため。
終盤の『【浅き夢の瀬】』で、ホームにたどり着けなかった者たちの末路を見るあたり、恐らく彼は運がよかったとしか言いようがない。
もっとも、ホームにたどり着けたとしてもポート無しでは夢を明晰に自覚できず、夢に堕ちて精神崩壊するだけなのだが…
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- パルフィス密教会
- 世間一般では「悪魔崇拝の邪教」と噂される謎の教団。ラーミルはこの教団を解体するために活動しているらしいが、支部ばかりでなかなか本体を潰せずにいるらしい。
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| | ネタバレを含む詳細
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【饗宴の魔女】が主催となって作り出した教団。
元々は夢を通じて夢魔と交流し、人と夢魔が互いの文化を知る場として作られた。
目的自体は邪悪なものではないのだが、夢魔と交わることは堕落を避けられず、結果世間から隠れた秘密結社として活動していた。
【饗宴の魔女】が失踪した後、【金色の夢魔】が主催になったがその後は堕落の一途をたどっており、この状況を憂慮するものは教団員や夢魔の中にも少なからずいるようだ。
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- 魔城トゥーロマンサ
- 魔王の居城。夢世界においても魔王のホームとして存在している。
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| | ネタバレを含む詳細
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カオシア率いる夢魔軍は隣接する「月明かりの樹海」からカオシアの夢干渉をつかって魔城へ突入、そのままポートを設置して魔王軍の力を弱めつつあっという間に制圧、魔王の幽閉に成功した。
その後カオシアはフルビュアに魔城を預けたため、現城主はフルビュアということになる。
現在の魔城は完全に夢魔の領域であり、地下牢では逃げ遅れたと思しき魔物たちが夢魔に精を搾り取られる様がそこかしこで見受けられる。
そしてその横で商売をしているファミリアとミミックがなんかシュール。
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- 麓町レンディカ
- 『秩序の魔女』ラーミルが自警団の一員として守護する町。
町の外から来た人曰く「平和すぎて刺激がない」とのこと、なんでもエッチなお店はすぐ摘発されてしまうんだとか。
また、ラーミルが眠ったままの状態が続き、魔物の活発化や魔王復活の噂があり、不安や心配の声が上がっている。
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| | 夢干渉は出来るようになった?
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さてこのレンディカ、オープニングでしか探索できないためあっさり忘れられるが、終盤において【混濁したレンディカ】として劇的な変貌を遂げる。
【金色の夢魔】が滞在機の欠陥を悪用し現干渉を実行した結果、現実が夢に引きずり込まれるという事態に陥ってしまった。
そして混濁したレンディカの最深部に位置する【ラーミルテリトリー】では夥しい数のロウラットキャストが放置されている。その様は一瞬ホラーゲームをプレイしているのかと勘違いするほど。
そして彼の地にてロウラットはある選択を迫られる。君は自分に似た賑やかしの願いを叶えてもいいし叶えなくてもいい。あるいは最良の選択をするために探索を続けてもいいだろう。
なお余談だが、最後の選択肢は文字通り最後に選ぶことをお勧めする。理由として重大なネタバレがあること、そしてその選択肢に向けて探索し続けるとほかの選択ができなくなるため。
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設定 †
- 夢干渉
- これは夢。ただの夢想。
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| | ばかね、夢が現実でないはずがないでしょう
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「他者のホームへ渡る能力」のこと。
元々は夢魔や悪魔・天使といった夢世界を自由に移動する者にしか扱えない力。
この力は夢魔たちが持つ「夢の魔力」を使って行なうが、夢魔と契約し夢の魔力を集めることが出来れば人間にも使えるようになる。
人間が「夢干渉」を行なうのに必要な魔力は300。夢世界のそこらにいる夢魔の魔力が殆ど1桁であることを考えると非常に膨大な量。
なお、夢干渉は「夢の魔力の扉」を開ける原理と同じであり、魔力さえ集まればおのずと行なえるようになる。
逆に言えば、魔力扉を開けるという行為もまた、広い意味で外の夢へ干渉しているともいえる。
「他者のホームへ渡る能力」である以上、当たり前だが自分の夢に対して夢干渉をしても意味はない、というか何もおこらない。
つまり、夢の拠点にいるラーミルは…
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- 滞在機
- 王命を受け、パルフィス密教会で開発された対魔王用の秘密兵器。
「夢世界での長期滞在用の魔法端末(=ポート)」を基盤とし、魔王を夢世界に封印するための機械。
通常のポートが「設置者が『任意で』夢から覚めないようにするための錨」とすれば、滞在機は「対象者を『強制的に』夢に縛りつけ目覚められないようにするための鎖」と言うべきもの。
作成が非常に困難であり、2つ目以降を作ることは不可能とされる。
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| | ネタバレ
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今作の「現実が夢に引き込まれる」状況の原因を作ったのはこの滞在機。
滞在機には重大な欠陥があり、「莫大な魔力の持ち主」と「大量の『現の魔力』」があれば無差別に現実世界を夢に引き込む、言い換えれば夢と現実の境界をなくすことが出来てしまう。
ポートにもあったいわゆる「不安定なゲストログイン」機能がそのまま滞在機にも残ってしまったのかもしれない。
黒幕は夢世界で捕らえた「【秩序の魔女】」の魔力と「密教会の信者たちとの契約による膨大な現の魔力」を利用し、滞在機の欠陥を引き出した。
実は物語開始時点で滞在機の封印対象は【秩序の魔女】に移されており、魔王の封印は解けてしまっている。
「魔王復活」の噂が立っているのはこれが理由。
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登場人物 †
- ロウラット
- 秩序の魔女ラーミルの唯一の弟子。まだ魔法を習得していないが、ルーンを操る術は心得ている。
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| | ネタバレ
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滞在機による現実への侵食によって夢世界に引き込まれたが、ラーミルが設置したポートの「設置者以外のポート登録(言うなればゲストログインのようなもの)」機能によって偶然ポートを確保できていたため、夢に飲まれずにすんだ。
この機能は本来「不安定のため封印」されていたものであり、何故ラーミルポートで機能が動いたのかは不明。
古式ルーンによって強く記憶が封じられているが、物語中ではその理由ははっきりとは説明されない。
恐らくは嘗てロウラットは夢魔と出会い交わっており、それを禁忌としたラーミルが古式ルーンで記憶を封じた…と言うところであろうか。
作中ロウラットがいささか唐突に明晰の泉から現の魔力を引き出そうとしたのも、この記憶封印に何がしかの引っかかりを感じていたから…とすれば説明はつく、かもしれない。
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- ラーミル
- レンディカの自警団を勤める「秩序の魔女」。
強い倫理観の持ち主で、特に風紀の乱れにはかなり厳しい模様。
ここ数日眠ったままの状態が続いている。
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| | ネタバレ
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「眠ったまま」なのは事故ではなくラーミルが自ら夢世界に長期滞在しているため。
夢が現実を侵食し始めている状況を調査するうちに、夢世界での探索が必要となり、ポートを用意して夢世界へのダイブを敢行した。
野心ある者に夢世界の利用法を知られることを恐れており、それゆえに今回の夢異変は1人で解決するつもりであった。
実は彼女はロウラットに激しい劣情を抱いており、それを邪心と戒めていたのだが、夢世界の探索ではそれが心の隙となり自滅してしまった。
物語開始時点では「滞在機」に縛られ、その魔力を滞在機のコントロールに使われながら無数のロウラットキャストを犯すだけの狂人に堕ちている。
その様は嘗てロウラットが溺れかけ、ラーミルが封じた「夢」に今度は自らが溺れているようにも見える。
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- リジェオ
- 教会の鍵を盗み出し、パルフィス密教会を探ろうとしていた【落ちこぼれ】のサキュバス。
ある目的があるらしく、それを探るべくロウラットに同道する。
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| | ネタバレ
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リジェオの目的は、失踪した密教会主催カオシアの足取りを掴むこと。
嘗て落ちこぼれとして自信を失っていたリジェオにカオシアが「人との交流」という道を示し、リジェオはそのことに恩義を感じている。
いうなればカオシアはリジェオの師というべき存在。
現在のパルフィス密教会の状況を憂慮する1人でもある。
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- アンジュ
- 各地に置かれている書物「状態異常のススメ」シリーズの執筆者。
他の子よりは文章が書ける、という理由で魔女に執筆依頼されて書いていたようだ。
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| | ネタバレ
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実は彼女に執筆依頼した魔女は当時のパルフィス密教会主宰だったカオシアであり、アンジュ自身もパルフィス密教会所属のナイトメアである。ゆるい性格とゆるい文体が特徴。
その4以降で出てくる「変わったサキュバス」はリジェオのことで、原稿回収に来た彼女とも交流がある。
なお、教会図書館に来たラーミルは「書に纏めようとする者」が味方になりうると見ており、一連のシリーズはステータス解説であると同時に、パルフィス密教会がただの邪教ではない一つの証左となっている。
アンジュは現在も密教会居住区に留まっているが、彼女なりにカオシアとリジェオへの恩義は感じており、後に自ら書き上げた「盟約式の執行書」をリジェオと主人公へ託してくれる。
ちなみにサンチェックを使えるようになるのが夢。ただし戦闘に参加しないのでそれが叶ったかは不明。
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- 魔王
- 人類の敵・魔族の王。高い統率力で魔軍を纏め上げ、自身も世界を軽々と壊せるほどの強大な魔力を誇る。
本人曰く、攻撃魔法が最も得意とのこと。攻撃魔法の名前は非常に物騒なものが揃っている。
不倶戴天の敵ではあるが、現在では人間側の奇策によって幽閉され人間側が一応の平穏を得ている。
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| | ネタバレ
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名をギルゴーン。見た目は幼女だが、その魔力に偽りはない。
しかし、夢世界に幽閉されたことで夢魔にすっかり調教されてしまい、快楽への耐性を失ってしまっている。
その結果つけられた仇名が【丈夫な玩具】。もはや魔王の威厳などどこにもない。
それでも快楽堕ちしていないあたり、その精神力は流石の一言。
実は「滞在機」が持ち去られたことにより、物語開始時点ですでに封印は解けている。
だが夢世界からすぐに脱出することはできず、「現の壁」を張りながら状況の推移を見守ることしか出来なかった模様。
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物語の核心に関わる登場人物たち
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| | クリア後に閲覧することを推奨
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- カオシア
- 夢魔と交流し、その知識を積極的に得ることを旨とするパルフィス密教会の主導者。炎のような赤い髪、そして【饗宴の魔女】の二つ名を持つ。
「夢魔と関わる」という行為が悪魔崇拝と同一にみなされ、ラーミルなどの秩序重視の者達に白眼視されており、彼女もまたその実力とは裏腹にあまり評判はよくなかった。
魔王討伐の任を半ば貧乏籤的に命じられるが、夢世界を利用した急襲作戦を立案し見事魔王の幽閉に成功する功績を挙げる。
しかしその後、突如として失踪する。失踪理由は不明だが、本人曰く「不意を食らった」らしく、かろうじて夢世界で思念体として生きながらえている。
密教会談話室のオルガン弾きから、「夢世界で永遠に生きる」研究を行なっていた者たちがいることを聞けるが、カオシアが生き残れたのはその研究があったからかもしれない。
教団でも数少ない「夢干渉」が行なえる人間で、その言動からは理知的にみえて好色であることとサディスティックさが窺える。
夢世界の交友関係はかなり広いらしく、彼女の元にユニーク夢魔を連れて行く(戦闘参加枠に入れる)と、それぞれの夢魔に対しての挨拶が聞ける。
BEST END後にはリジェオの尽力もあり、リリスの器を元に復活を果たす。今回の一件で評判がまた下がるであろう、密教会の信頼回復に頭を悩ませている。
- ヴェルミィーナ
- 【金色の夢魔】の二つ名を持つユニークサキュバス。
カオシア失踪後のパルフィス密教会を牛耳り、本来魔王封印用に作られた「滞在機」を悪用、夢と現実を繋げて皆が欲望のままに振舞う世界を作ろうとしている。
彼女は「露悪狂」であり、ラーミルのような欲望を押さえ込む者の本性をさらけ出させることを何よりも好んでいるようだ。
- キャスト
- みんな大好き薬箱ちゃんと思いきや。
個人が対象に抱いているイメージを核に夢世界に登場する文字通りの『賑やかし』つまりはNPCである。
通常エンカウントでは人間の少女として登場するが、強いイメージがある個人がいる場合、その人間そっくりなキャストが現れることもある。
BEST ENDルートを確定させる際に錯乱し【混濁した夢世界】の最深部へと向かった「ラーミルキャスト」は、ロウラットが長年(?)培ってきた「ラーミル」へのイメージそのもの。
また、ラーミルの前に現れた「ロウラット」もまた「キャスト」であり、記録が進むにしたがって出現頻度が上がっていったのは、いかにラーミルが「ロウラット」を求め続けていたのかを示す何よりの証拠である。
混濁した夢の最深部で戦うOFEのような「顔のないキャスト」は、記憶が封印される前にロウラットを襲った夢魔であると思われるが、詳細由来共に不明。
余談ではあるが、元の「キャスト」とは口上が独立しているため、二つの性格の彼女たちとはまた違うトキメキを感じること請け合い。
ところで、キャストはその性質上いろいろな存在がいてしかるべきである。というか話せるNPCの大半も恐らくキャスト。
だが、ロウラットの前に夢魔として現れるキャストはみな一様に「長い金髪に白バラの髪飾り」という髪型をしている。
実はこのキャストに似た髪型と髪飾りを持つ者が作中に存在する。「【金色の夢魔】ヴェルミィーナ」である。
ただの偶然といえばそれまでだが、もしかして嘗てロウラットが溺れかけた夢魔とは…。
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ゲーム外用語・俗語(ゲーム内に無い用語について) †
- Succubus Quest
- 2006年にS.Q.D.T.が制作した同人ゲーム。通称SQ。
「このゲームのバトルはすべてSEXです」というSEX-BATTLE SYSTEMの先駆け的存在
本ゲームもSuccubus Questに強い影響を受けている部分が多数存在する(公式ページでもSQの名前が出てくる箇所がある)。
とはいえ本ゲームとは製作サークルも違うため、続編やスピンオフ的な繋がりは一切ない。
なお余談だがSQサウンド担当Cres.氏はSRでもサウンドを担当している。
- 槍男
- プレイヤー、改め主人公ロウラットのこと。
前者の意味合いが強い。
由来はSQの登場人物である槍使いの戦士エルヴィン。
- マラソン
- 1:陸上競技の1つ。42.195kmの長距離を走りタイムを競う。
2:上記から転じて、ゲームで特定の作業ポイントを巡回する行為をこう呼ぶ。
サキュラプの場合は、「密教会の研究所」において、廊下が無限ループであることを利用して契約の珠稼ぎのためにロウラットが延々走り続けることがあり、この様がマラソンと呼ばれることがある。
夢の中とはいえ、いくら走り続けても疲れる気配が無いどころかVP(=生命力)が回復していくロウ君の体力って一体…。
このほか、採取ポイントを巡回して素材を集める「採取マラソン」や、OFEファミリアとアッー連戦して経験値を稼ぐ「ファミリアマラソン」、果ては経験値のためにラスボスを倒す「ラスボスマラソン」も、サキュラプにおけるマラソン行為と言える。
- 結婚
- 正式には「盟約」。状態異常シリーズの著者・アンジュさんが書き上げた「盟約式の執行書」とお値段30000Lps.の「プレシャスリング」を用いて、契約の珠10000と好感度を150まで上げた夢魔との間に「大切な人」の盟約を交わす行為。
その様がどう見ても結婚にしか見えないため、正式名称の「盟約」ではなくもっぱら「結婚」と呼ばれるようになった。
ちなみにあくまで夢魔と人間の契約の一種なので、複数人と結婚もとい盟約を結んでもよい。
「大切な人」になった夢魔がパーティに入ると、1人につきロウ君のVPに800のボーナスが得られるので、むしろ出来る限り多人数と結婚もとい盟約を結ぶことが推奨される。
コメント †
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- ツイッター上でやってる人を見て面白そうだなと思って始めたサキュバスクエストを名前しか知らない俺が異端なんだろうが、SQって見た時世界樹の迷宮かな?って思ったゾ あと槍男ってのはサキュバスクエストの主人公ないしプレイヤーの呼称か何か…でいいの? --
- よく考えたら「お前の前の箱は何だ」って奴だな、ノートだが 一応後半の疑問はある程度自己解決、ちょっと違ってた --
- 興味があるならSQ短編も落としてみると良い。あれは無料だ。気に入ったら白の史書にするのも良い。ただ、長編はテキストフォントの関係で文章が表示されない=満足にプレイ出来ないかもしれない。 --
- おうよ、一応脳内購買リストには入れておくぜ ただまぁ当の世界樹の迷宮だのサキュラプだの他にもなんやかんやもあるから、ちと先になりそうだが --
- そういや世界樹の迷宮発売当時、略称が同じだってちょっと騒ぎになったな --
- どこまで書いていいかわからないからとりあえず重要な単語だけ伏字にした。不味いと思ったら申し訳ないが削ってくれると助かる。 --
- サンクス。シナリオおさらいのためにもう一周するのはダルかったから助かりました。 --
- ページの衝突とか初めて経験したよ --
- 槍男は載せないのかい? --
- というかこういうwiki用語集ページにありがちな、俗語略語の類が項目ごと無いね そういうページ(ゲーム内用語解説専門)ならそれはそれでアリだとは思うが --
- 載せてもいいのよ? --
- 俗語関係はここじゃなくて別項目に分けちゃったほうがいいと思うな --
- 専用ページを作るのもなんなので見出しを作りました。数が増えれば移設でどうでしょう --
- 流石に一個だと寂しいなw 元々別のゲーム由来の槍男が有りなんなら、「仲魔」とかも有りなんかな? というか説明であるんなら、元ネタは○○的なモノも足した方が良いんかな? --
- 俗語で載せるとしたら循環研究所マラソンぐらいしか思いつかんな・・・ --
- 「マラソン」項を作ってみました。循環マラソンのほか、いわゆる素材や経験値狩りで「マラソン」と言えそうなものもいれてみました --
- 他のページに詳細があるとはいえ、「結婚」ってモロに俗称だし、項目が出来たんならこっちにも書いてもいいんじゃ --
- スレでよくビンタ食らってる師匠の事も忘れないであげてください。涼宮なんとか風に --
- 仕方ないことだけど憶測が多いな --
- フロム脳が --
- 転送ミス申し訳ない。 フロム脳が疼く作りで色々言い過ぎると妄想すぎるから多少はしょるが金色の夢魔の目的が初めからアレならむしろ元祖SQ宜しく現実に夢魔が攻める様になるはず。と言うより教会乗っ取るまでもなく別勢力のはず… --
- 人間が夢干渉を行なうために夢魔と契約するように、夢魔もいわゆる「現干渉」を行なうためには人間と契約して現の魔力が必要なんだと思う。んで、それを効率よくやる手段が教会であり滞在機のバグ利用だったとすればつじつまあいそう --
- よくわからないけどとりあえず自分の知ってるフロム脳は全裸で夢魔の前に飛び出して「なぜなら私は秩序の魔女だからだ!」とか叫ぶ系 --
- 憶測・・・そこまで多くないはずだが。せいぜい「シルフェが助けてくれた?」とか「キャストとあの夢魔が・・・」とか位。あとは割とゲーム内に情報ある --
- 滞在機の折り畳みの中の下二行ってどっかで明示されてたっけ? --
- 作中明示はされていないけど、ギルゴーンがわざわざ「自分用の即席ポート」を用意していることから、すでにギルゴーンのポートであった滞在機はギルゴーンのものでない≒ギルゴーンが滞在機から解放されていると考えるのが自然かと。魔王復活の噂が各地で立っていることも傍証となると思う --
- 憶測ですねぇ --
- 憶測じゃなくて推測だろ --
- 憶測でも推測でもなく魔王の間を下に進めば滞在機が設置されてた跡があるだろ、移動されてるってのはそういうことだよ --
- ルーンの項の隠しで「どうして解除しにくい仕様にしたんだ!」みたいなこと書いてるけど、ラーミルからしたら永遠に封印したかった=解除したくなかったわけだから難易度高すぎて当然じゃね?とは思う --
- 言ってることも言いたいこともよくわかるが別にラーミルを責めたいんじゃないんだ。初期ルーンを作った人間に対してあのさぁ・・・って言いたいわけで。まぁ刻むだけで色々付加できるんだし作った当初は画期的だったんだろうけど --
- 獄界オルデオLv35 --